CCIE R&S v5 ラボ試験対策

CCIEラボ試験で役立つ情報を紹介します。

既出の周知されている情報ですが、念のために、ご存知でない方のためにご紹介します。

CCIEラボ試験で役立つ4つの基本情報

その1: シスコ技術者認定CCIE Routing and Switching 取得への道

Interop Tokyo 2015における公開資料です。基本的な内容となりますが良いことが書かれています。スライド 8 のなかで「CCIE取得者へ疑問点をぶつける」とありますが、これはぜひそうしましょう。社内での協力が得られない場合、外部のCCIEラボトレーニング受講時などに必ず質問するようにしましょう。当方も受講時にはトレーナーの方にはかなり質問しました。

その2:Cisco Connect Japan:シスコ技術者認定エキスパートレベル CCIE

この資料ではより実践的な情報が得られます。英語版のスライドの下に日本語版があります。2014とありますが、現在の最新試験に対応したCCIE R&S v5対応の内容となっています。

スライド41からCCIEラボで役立つ情報となります。最初のスライド42だけ見ると「えっ?」と思うかもしれませんが、トラブルシューティングのサンプルIncidentを見ると見かけ倒しと分かるはずです。そんなに難しいことを問われていません。DIAG、CFGも同じです。ただしこれらはあくまでもサンプルなので、実際の問題はより難しい前提で準備をしましょう。

その3:CCIEラボ試験会場でデュアルディスプレイによる問題解答を実施

こちらは2015年3月から東京の試験会場でも導入されたものですが、ラボ試験ではデュアルディスプレイで問題を確認しながらコンフィグ設定を進められることについて書いています。

その4:CCIEラボ受験時の10のヒント

こちらは英語ドキュメントを訳したものです。当方が受験していた時にはありえないくらいにありがたい情報が含まれていますね。ブラックボックス部分が。

CCIE RS Lab Exam Topics をチェックリストにしましょう

CCIE筆記と同様に、CCIEラボ試験では詳細に試験範囲を細分化して公開してくれています。

⇒ CCIE Routing and Switching Lab Exam Topics

数百くらい項目がありますが、CCNPまで取得されている方はすでに理解している範囲が多くあるかと思います。これらはもれなくマスターしましょう。そして、ここに記載されていない範囲も出る場合があるので、INEやCCIEラボの受講資料にある技術ももれなく。特にMPLS。

マスターできていない不明な用語があれば、Cisco Pressの洋書でしっかりと理解しましょう。

ただし、試験範囲の細分化といっても、CCIEラボ試験のトピックリストは筆記試験に比べるとその項目は少し大雑把なところがあります。大雑把というより、より深く掘り下げて下さいねということなのかもしれません。例えば、Layer2 WAN技術の試験範囲の一部として、以下のように試験範囲が公開されていますが、それでは、PPPに関してどこまでご存知でしょうか。

1.3 Layer 2 WAN circuit technologies

1.3.b Implement and troubleshoot PPP
1.3.b [i] authentication [PAP, CHAP]
1.3.b [ii] PPPoE
1.3.b [iii] MLPPP

PPPの技術解説を追加してみましたので、先ず以下の記事をご参照頂けますでしょうか。

・ PPP – Ciscoコンフィグ設定

前半の認証設定部分まではCCNA/CCNP取得者でしたら分かると思いますが、後半で解説している以下のコンフィグレーションはご存知でしょうか。試験範囲に「PPP」とあれば、PPPに関する多くのコマンドを知っておく必要があります。例として、3つピックアップしました。

・ peer neighbor-route
・ peer default ip address
・ ppp ipcp route default

なお、これらを知っておけば問題を解けるというわけではなく、例えば物理インターフェースのPPPリンクを束ねてMLPPPとして、no peer neighbor-routeなどの設定を求める場合などもあるかもしれません。また、chap認証に関する簡単な問題が出る場合も同じことが言えます。

・ MLPPP – Ciscoコンフィグ設定

あるいは、マルチリンクインターフェースつながりとして、そこにシリアル化遅延やジッターを減らす要件がありppp multilink interleaveを1行必要となるケースもあるかもしれません。FRは範囲外なのでFR上のLFIは出題されませんが、PPP上のLFIは範囲外とは書いていません。

・ LFI – Ciscoコンフィグ設定

これらは1つの例です。もちろんこれら以外にもPPPに関して出題される問題もあるでしょう。それでは各技術をどこまで掘り下げる必要があるのかですが、目安となるのは、INEのワークブックで出題される内容であったり、CCIEラボのトレーニング資料に書かれている内容です。

冒頭のCiscoの公開する資料のなかで「CCIE取得者へ疑問点をぶつける」とありますが、単に技術的な質問をするだけでなく、こういった点や合格するための学習方法なども質問することが重要です。また、最も恐ろしいことは「色々な意味で勘違いをし続けている」ということであるともいえる(何度受験しても合格できない)ので、社内にCCIEトレーナーがいない場合はなんとかCCIE学習仲間を作ったりすることも重要だと思います。効率的にがんばりましょう!

ちなみに、Layer 2 WAN circuit technologies の解説は以下にまとめました。これだけで十分とは言えませんが、Layer 2 WANを学習していく上での着実な足掛かりとはなるはずですし、CCIEラボのSerialインターフェース関連の問題をいくつか解けるはずです。

・ HDLCとは、PPPとは
・ PPP – Ciscoコンフィグ設定
・ MLPPP – Ciscoコンフィグ設定

・ PPPoEとは
・ PPPoE Client – Ciscoコンフィグ設定
・ PPPoE Server – Ciscoコンフィグ設定例

※ 上記の解説は「WANをはじめから」の技術解説の抜粋です。

CCNAイージス/CCNPイージスを読まれている方は、試験範囲外の技術解説もいくつか含まれていて少し読むことが大変だったと思われているかもしれませんが、CCIEへの布石となる内容も含めていることから、その大変だった分はINE演習やCCIEラボのトレーニングなどの演習が解きやすい状態になっていると思います。あとは、実機での動作検証の経験値を積んでいくことが重要なので社内ラボでも、外部トレーニングラボでも、INEラボでも何でも良いですから実機検証して不明点を0にして、大切な21万円を失わないよう一発合格を勝ち取りましょう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加