OCNモバイルONE:速度制限時に他の格安SIMより速いメリット

OCNモバイルONEは、格安SIMの中でも「データ通信の速度」という観点では利用者満足度があまり高くないのですが、OCNモバイルONEには隠れたメリットがあります。

それは、速度制限時の通信速度が他の格安SIMより速い点です。格安SIMでは、速度制限時の最大通信速度は「200Kbps」としていますが、各社とも最大200Kbpsとうたいながらも、実際には格安SIMにより出る速度が異なります。

例えば、IIJmioと比較してみましょう。

◆ 都内23区、通信速度制限時のスループット( IIJmioの場合は188Kbps )

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◆ 都内23区、通信速度制限時のスループット( OCNモバイルONEの場合は228Kbps )

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OCNモバイルONEは「速度制限時の200Kbps」を超えています。でも、ほとんど変わらないと思われるかもしれませんが、この230kbps前後の通信速度は、絶妙な快適さを保ってくれる速度と言えます。キャリアの速度制限の128Kbpsの約2倍の速度です。

もちろん動画閲覧などに耐えられる通信速度ではありません。しかしネット閲覧などは大きなストレスもなく引き続き楽しめる通信速度です。これはOCNモバイルONEの隠れたメリットと言えるのではないでしょうか。

利用者満足度の項目の1つ「データ通信の速度」で5位以内に入らないOCNモバイルONEが、なぜ格安SIMの利用者シェアで2位なのか、疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、こういった隠れたメリットも寄与しているのかもしれません。

◆ 2017年:格安SIM 利用者シェア順位

第1位:楽天モバイル

第2位:OCN モバイル ONE

第3位:mineo

第4位:IIJmio

第5位:UQ mobile

あとは、OCNモバイルONEでは、セキュアな公衆Wi-Fi(0001_Secured_Wi-Fi)をスマホ、タブレット、そしてPCも利用できるというアドバンテージも大きいかもしれません。

さらに、キャリアの中途半端な5分のかけ放題ではなく、10分かけ放題というオプションのサービスも2017年から提供しており10分以内の通話の多い人は大きなメリットを享受できる電話会社の格安SIMならではのサービスがあり、これもポイントが高いのかもしれません。

ただし、OCNモバイルONEにも良くない点はあります。それは速度制限されていない時の通信速度です。以下の結果を見ると、OCNモバイルONEはあらためて遅いと感じます。これが改善されたら再び格安SIMのシェアで首位に立てるのかもしれません。

◆ OCNモバイルONEの通信速度(都内23区:20時ごろ)

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◆ IIJmioの通信速度(都内23区:20時ごろ)

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IIJmioはすごくいい!と思われるかもしれませんが、IIJmioではWi-Fiサービスは一切なし、という問題点もあります。以上のとおり一長一短ですので、どのような形で利用されるのかを検討した上で自分の利用シーンに合う格安SIMを選択することが大切です。

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