iPhone X:悪いところ・良いところの感想

iPhone Xを使い始めて1週間以上が経過しました。

iPhone Xの悪いところ・良いところが見えてきたので、その点を紹介したいと思います。

現在ではiPhoneXに愛着を持って利用していますが、これからiPhoneXを購入するかどうかを検討している人のお役に立てれば幸いです。

iPhoneX:1週間使ってみて分かった悪いところ

悪い点 1:Googleマップなど主要なアプリがiPhoneXの画面のアスペクト比に対応していない

iPhoneXを購入して最もショックだった点です。頻繁に活用しているアプリで表示される画面が小さくなるため、特にiPhone 6/7 PlusからiPhone Xに変更した人はショックが大きいのではないかと思います。物理的にもソフトウェア的にも画面が小さくなるわけですから。

ちなみに、ゲームの場合だと以下の画面のように上下が黒くなり表示されないアプリが多いと思います。そもそもこの縦長のアスペクト比は、多くのアプリにとって適正なサイズではないような気もしています。

この画面ですと、M字にした点もホームボタンを廃止した点も無意味になっています。

主要なアプリは遅くとも来年4月までに対応してくれるとありがたいです。

悪い点 2:画面上部のM字がデザイン的に良くない上に、M字にしている理由がひどい

iPhoneXのディスプレイのM字デザインはどう考えても「かっこいい!」と思えないのですがなぜM字にしたのか何となくその理由が分かってきました。

先ず以下のアップルさんのiPhoneXの仕様を紹介した画像をご覧下さい。「5.8インチ」の「インチ」は縦の長さではなく対角線の長さであるため、M字にすることでこの「インチ」を大きくすることができます。

物理的にもiPhoneXのディスプレイは、iPhone8 Plusに比べて2.6%小さくなります。そしてアプリがiPhoneXのアスペクト比に対応完了したとしても、M字にしていることでこの部分の画像が欠けてしまいます。

M字は多くのiPhoneXユーザから不評なので、2018年モデルはM字廃止を期待したいです。

悪い点3:二度手間の操作が増えてしまった

今までのiPhoneに比べて、iPhoneXでは以下の操作が二度手間となってしまいました。

◆ バッテリーの残量 % の表示の手間
今までのiPhoneは、ホーム画面にバッテリー残量を数字%として表示することができました。しかしiPhoneXでは、バッテリー残量を表示させるためには画面右上を下側にスワイプさせてコントロールパネルを表示させないとバッテリーの残量(数字)を確認できません。

◆ アプリの終了の手間
今までのiPhoneでは、ホームボタンを2回連続で押してアプリ画面を上側にスワイプさせれば終了することができました。iPhoneXでは、ホーム画面に戻るためのスワイプをしてその途中でホールドした上で、そのアプリ画面を上側にスワイプさせる必要があります。

顔認証の二度手間は慣れましたが、上記2点に慣れはなく少なからずストレスを感じます。

iPhoneX:1週間使ってみて分かった良いところ

良い点1:iPhone7 Plusよりもコンパクトになり、持ち運びが楽になりました。

今までiPhone6/7 Plusを使用していた人にとっては良かった点として感じられると思います。一方、PlusではないiPhoneを使用していた人にとっては少し大きさを感じてしまうかも。

良い点2:Face IDの顔認証が便利

指紋認証では手荒れの時は認証失敗していた時もありましたが、マスクをしていないかぎり、顔認証における失敗はないのでその観点からのストレスは解放されました。

良い点3:有機ELのディスプレイが美しい

これまでのiPhoneはディスプレイが液晶であったのに対し、iPhoneXでは有機ELディスプレイとなりました。発色が良くとても美しい画面となっています。それだけに、iPhoneXにおけるこのアスペクト比とM字の改善は早急にお願いしたいところですね。

以上となります。iPhone X 購入に迷いを感じている人、iPhoneXを購入しても来年に2018年iPhoneモデルを買い替えたい人は、半額サポート for iPhoneなどそういうプランの買い方も検討した方がいいかもしれません。

2018年モデルの次期iPhoneは、M字画面の改善などより良いiPhoneとなってくれていることを願っています。そして遅くともその頃までには、各アプリがiPhone Xのディスプレイ全体で表示されるようになっていることを期待しております。

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