CCIE筆記試験:試験改定 2018年8月30日以降

CCIE筆記試験の試験範囲「Evolving Technologies」の分野で試験内容の改定が行われます。

現在のCCIE筆記試験の「Evolving Technologies」のversion1.0からversion1.1に改定されるのですが、具体的には「 Cloud 」「 Network Programmability 」「 IoT 」です。

https://learningnetwork.cisco.com/community/learning_center/ccie-ccde-evolving-technologies

2018年8月30日までは以下が試験範囲となります。

2018年8月30日以降は以下が試験範囲となります。

おそらく難易度が上がると思います。というのも、現在の「Evolving Technologies」で出題されるクラウド関連、SDN関連、IoT関連の試験問題は、即答できる基礎知識を問う試験問題ばかりであるからです。

難易度が上がる点は受験者にとってはマイナス点でありますが、マイナーアップデートされる試験内容には「SD-WAN、SD-Access」などが出題範囲として明示的にあり、これらの内容は実務でも役立つ実践的な技術であるので、CCIE筆記試験の学習過程で得られる知識は現在より役立つ内容になると思います。その観点から良い傾向と言えるかもしれません。

CCIE更新のために筆記試験を受験される方は、試験を一発合格できるよう入念に学習した上で改定前の現在の試験内容のうちに合格しておくことをお勧めします。

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