Linux LPIC - file / gzip / gunzip / bzip2 / tar / cpio / dd



 ◆ fileコマンド

 fileコマンドは、ファイルの種別を表示するコマンド。

 ◆ 構文 : file ファイル名

 ◆ 実行例 : /etc/hostsファイルの種別を確認 (出力結果から ASCII text だと分かる )

 $ file /etc/hosts
 
/etc/hosts: ASCII text




 ◆ gzipコマンド

 gzipコマンドは、ファイルを圧縮と解凍するコマンド。

 ◆ 構文 : gzip [ オプション ] [ ファイル ]

オプション 説明
-d  圧縮ファイルを展開 (解凍)
-c  圧縮ファイルを標準出力へ出力
-r  ディレクトリ内の全てのファイルを圧縮


 ◆ 実行例 : testdata ファイルを圧縮 ( 元ファイル testdata は削除されて、testdata.gz という圧縮ファイルが残る )
 $ gzip testdata


 ◆ 実行例 : testdir ディレクトリ内の全てのファイルを、それぞれ圧縮 (ディレクトリ自体の圧縮ではない )
 $ gzip -r testdir


 ◆ 実行例 : testdata ファイルを残したまま、testdata.gz という圧縮ファイルを作成
 $ gzip -c testdata > testdata.gz


 ◆ 実行例 : testdata.gz の圧縮ファイルを解凍
 $ gzip -d testdata.gz




 ◆ gunzipコマンド

 gunzipは、ファイルを解凍するコマンド。gunzipコマンドは gzip -d と同じ実行結果が得られます。

 ◆ 構文 : gunzip [ オプション ] [ ファイル ]

オプション 説明
-c  出力を標準出力に展開して、元ファイルは変更しない
-f  すでにファイルがある場合は上書きを行い、強制的に解凍
-r  ディレクトリ内の全てのファイルを再帰的に解凍


 ◆ 実行例 : testdir ディレクトリ内の全ての圧縮ファイルを再帰的に解凍
 $ gunzip -r testdir/




 ◆ bzip2コマンド

 gzipよりも処理時間はかかるが圧縮効率の高いコマンドとして、bzip2というコマンドがあります。

 ◆ 構文 : bzip2 [ オプション ] [ ファイル ]

オプション 説明
-d  圧縮ファイルを展開 ( 解凍 )
-c  圧縮ファイルを標準出力へ出力


 ◆ 実行例 : testdata ファイルを圧縮 ( 元ファイル testdata は削除されて、testdata.bz2 という圧縮ファイルが残る )
 $ bzip2 testdata

 ◆ 実行例 : testdata.bz2 ファイルの解凍
 $ bzip2 -d testdata.bz2

 ※ bzip2コマンドで圧縮されたファイルは「bzip2 -dコマンド」または「bunzip2コマンド」により解凍を行えます。


 ◆ tarコマンド

 tarコマンドはファイルやディレクトリを1つのアーカイブファイルにしたり、圧縮/展開するコマンド。
 ※ 圧縮や解凍を行えるgzipコマンド、bzip2コマンドはディレクトリそのものは圧縮はできません。

 複数ファイルを1つのファイルにまとめることを
アーカイブと言う。tarコマンドで圧縮を行うためには
 -z オプションや、-j オプションを指定する必要があります。tarコマンドでは 「 - 」 を省略できます。

 ◆ 構文 : tar [ オプション ] ファイル名

オプション 説明
-c  アーカイブの作成
-x  アーカイブからファイルの取り出し
-t  アーカイブの内容の確認
-f ファイル名  アーカイブファイル名の指定
-z  gzip による圧縮 ・ 展開
-j  bzip2 による圧縮 ・ 展開
-J  7zip による圧縮 ・ 展開
-v  詳細な情報の表示
-u  アーカイブ内にある同じ名前のファイルより新しいものだけを追加
-r  アーカイブにファイルの追加
-N  指定した日付より新しいデータのみを対象とする
-M  複数デバイスへの分割
--delete  アーカイブからファイルの削除


 ◆ 実行例 : /test というアーカイブを、SCSI接続されたテープドライブ /dev/st0 に作成
 $ tar cvf /dev/st0 /test


 ◆ 実行例 : 現在のディレクトリ上に、アーカイブファイルの testfile.gz を展開
 $ tar xvzf testfile.gz




 ◆ cpioコマンド

 cpioは、ファイルをアーカイブファイルにコピーしたり、アーカイブからファイルをコピーできます。

 ◆ 構文 : cpio フラグ [ オプション ]

 【 cpioコマンドのフラグ 】
オプション 説明
-i オプション パターン  アーカイブからファイルを抽出
-o オプション  アーカイブの作成
-p オプション ディレクトリ  ファイルを別のディレクトリにコピー


 【 cpioコマンドの主なオプション 】
オプション 説明
-A  既存のアーカイブファイルに追加
-d  必要な場合にディレクトリの作成
-r  ファイルを対話的に変更
-t  コピーせず、入力内容の一覧表示
-v  ファイル名の一覧表示


 ◆ 実行例 : カレントディレクトリ以下を /tmp/backup ファイルとしてバックアップ
 $ ls | cpio -o > /tmp/backup




 ◆ ddコマンド

 ddコマンドは、入力側に指定したファイルからの入力をファイルまたは標準出力に送るコマンド。

 ◆ 構文 : dd [ オプション ]

 【 ddコマンドのフラグ 】
オプション 説明
 if= 入力ファイル  入力側ファイルの指定
 of= 出力ファイル  出力側ファイルの指定
 bs= バイト数  入出力のブロックサイズの指定
 count= 回数  回数分の入力ブロックをコピー


 ◆ 実行例 : /dev/sdb に接続しているディスクの内容を、/dev/sdc に出力 ( コピー )
 $ dd if=/dev/sdb of=/dev/sdc



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