Linux LPIC - Hard Disk Layout



 ◆ パーティションの分割

 パーティションとは、ハードディスクを論理的に分割した個々の記憶領域のこと。Linuxをインストール
 するために、「ルートパーティション」と「スワップ領域」のための最低2つのパーティションが必要です。

パーティション名 説明
ルートパーティション ( / )  ルートファイルシステムに割り当てるパーティション ( / ディレクトリの格納 )
スワップ領域 ( swap )  物理メモリ不足時に、仮想的なメモリ領域として一時的に使用するパーティション



 ディスクの障害発生時の最小限の被害、障害発生時のスムーズな復旧作業という観点で、一般的には
 さらに多くのパーティションに分割して次のディレクトリ群は独立したパーティションを割り当てます。

ディレクトリ 説明
 /home  一般ユーザーが利用するファイルが格納されるディレクトリ
 /var  ログファイル、メールスプールなどの更新頻度の高いファイルが格納されるディレクトリ
 /usr  プログラム、ライブラリ、ドキュメントが格納されるディレクトリ
 /tmp  一時的に使用する作業用ファイルが配置されるディレクトリ
 /boot  ブート時に必要なファイルを格納するディレクトリ
 /  上記以外は、/ディレクトリが格納されたパーティションであるルートファイルシステムとなる
 スワップ領域  仮想メモリ領域。領域サイズの目安は物理メモリの1〜2倍の容量とする


     


 ◆ パーティションの分割例

 300GBのハードディスク、4GBのメモリ、ユーザ100人が利用するファイルサーバを構築する場合の分割例。
 先ず、スワップ領域(物理メモリの1〜2倍)と /bootディレクトリの領域(約100MB)は確定できるので、
 それ以外のパーティションについては、要件に基づいて割り当てていきます。以下はその分割例となります。

分割されたパーティション 割り当てサイズ
 スワップ領域 8GB
 /boot 100MB
 / 10GB
 /usr 10GB
 /var 10GB
 /tmp 10GB
 /home 251GB




LPIC Web教科書

Copyright(C) 2002-2017 ネットワークエンジニアとして All Rights Reserved