iPhone:遭難時の緯度経度の取得、位置情報

山で遭難した場合、捜索してもらう必要がある場合は110番(警察)する必要があります。

その際に、スマホの電波がつながる場所が危険でないのならそこから動かないこと、あわせて現在地の緯度経度を伝える必要があります。

iPhoneには標準アプリとして「 コンパス 」があり、これを起動すれば現在地の緯度・経度の情報が分かります。

画面一番下の緯度・経度の情報を警察に伝えればOKです。

上の画面のように、緯度と経度の情報が表示されない場合は「位置情報」が許可されていない可能性があります。「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」をタップして、以下の画面の通りコンパスが「使用中のみ」と表示されて許可されていることを確認しましょう。

グーグルマップ:緯度経度の取得

スマホがiPhoneではなくAndroidの場合は「コンパス」はないかもしれませんが、この緯度と経度はグーグルマップでも確認することができます。

現在、都庁前の近くにいるのですが、この都庁前駅の上側の緯度経度の情報を取得します。

Step1:現在値(緯度経度を知りたい場所)を長押しします。例えば赤枠の部分です。

Step2:そうすると、赤いピンが表示されます。

Step3:画面下に表示される「指定した地点」を上側にフリックします。

そうすると、以下のように表示されるので以下の情報を伝えます。

北海道旭岳の遭難事故では遭難者が110番をした後に遭難者と警察の双方が、このiPhoneのコンパスアプリ機能の使い方を知らずに救助が遅れてしまったというニュースがありました。

いまさらながら、iPhoneには通話機能、時計機能、カメラ機能、GPS機能、LEDライト機能があり、様々なサバイバル機能がありますので必ずフル充電にして携帯して山に行きましょう。

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