2018年1月~12月:国内の携帯電話の総出荷台数シェア:1位 Apple、2位 Sharp、3位 Sony

MM総研は、2018年暦年(2018年1月~12月)の携帯電話端末の出荷台数の調査結果を発表しました。2018年のメーカー別出荷台数シェアの順位は以下の通りです。

※  ここでいう携帯電話端末とは「従来型携帯電話」と「スマートフォン」の2つを指します。

1位:Apple
2位:シャープ
3位:ソニーモバイル
4位:京セラ
5位:富士通

https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=335

スマートフォン市場に限定すると、メーカー別出荷台数・シェアの順位は以下となります。

1位:Apple
2位:シャープ
3位:ソニーモバイル
4位:Samsung
5位:Huawei

ファーウェイのスマホが売上ランキング1位となっている記事を時々見かけますが、それは、例えばその日だけ(日次集計)のランキングであり、年間ではこのような順位となります。

今回の調査結果で、SIMフリーが停滞している点を以下のように説明されています。

SIMフリー端末の成長率はMNO端末を上回ったが、当初の想定ほどには至らなかった。MNOの施策が一般ユーザー層のMVNO流出防止に効果を発揮しており、同一キャリア内もしくは子会社を含めたサブブランドに留まるユーザーが大多数となっている為である。

また、従来型の携帯電話の出荷台数については、大幅に減少していますがいまだに383万台も出荷されているのですね。驚きました。

フィーチャーフォンは2000年以降の出荷統計として過去最低を記録した2017年(536万台)から更に減少し、383.2万台(前年比28.5%減)と最低記録を更新した

記事の最後では、大手キャリアの2割~4割の利用料金の割引で通信料金と端末料金の本格的な分離プランが進んだ場合は、買い替えサイクルが長期化して、端末市場は縮小トレンドとなる可能性を指摘しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加