スマホ売上ランキング:Xperia 1引き続き売れ行き好調、GalaxyとHuaweiは売れていない

最新のスマホ売上ランキングですが、Xperia 1が引き続きトップ10に2機種もランクインしています。また、Xperiaシリーズの格安スマホ(Xpera Ace)は引き続き堅調に売れています。

一方、中国製Huaweiと韓国製Galaxyについては、やはり売れ行きが厳しい状況です。

2019年6月17日~23日のBCN売上ランキングは以下の通りとなりました。

◆ BCN売上ランキング:スマホ(集計期間:2019年6月17日~23日)

第1位:iPhone8 64GB(au)

第2位:iPhone8 64GB(softbank)

第3位:Xperia XZ3 SOV39

第4位:iPhone6s 32GB(Y!mobile)

第5位:iPhoneXR 64GB(au)

第6位:iPhoneXR 64GB(softbank)

第7位:Xperia 1 SO-03L(docomo)

第8位:AQUOS sense2 SHV43

第9位:Google Pixel 3a(Softbank)

第10位:Xperia 1 SOV40(au)

第11位:iPhoneXR 64GB(au)

第12位:iPhone6s 32GB(UQ mobile)

第13位:Xperia Ace SO-02L(docomo)

docomoとauのXperia 1については、トップ10にランキングされているのに対して、softbankから発売されているXperia 1は、50位以内にもランキングされていません。

それは、以下の通りsoftbankのXperia 1はとても割高であることが影響しているようです。

キャリア 機種名 Xperia 1 価格
docomo Xperia 1 SO-03L 10万3032円
au Xperia 1 SOV40 11万2320円
softbank Xperia1 13万6320円

Galaxy 10はある一日だけ売れている日がありましたが、週間で見ると引き続き低調な状況にあり、日本ではほとんど売れていないランキングになっています。GalaxyはXperia 1と同時期に発売されたのですが、 明暗が分かれている状況になっています。

Huaweiについては、米中貿易摩擦などの影響を受けて、今後Googleのサービスを利用できない可能性が報道されていたり、中古品として買い取りしない店が増えてきているにも関わらずGalaxyよりも売れている状況です。ただし、米中貿易問題以前はトップ10にランキングされていたことを考えると、人気が低迷している状況であると言えます。

今後、Galaxyがますます売れなくなる可能性

本日の朝、国際法違反の徴用工判決の件を受けて、政府がようやく「半導体材料の対韓輸出を規制」について、7月4日から強化すると報道がありました。

韓国の国際法違反の判決を受けての正当な対抗措置ですが、これに対して韓国がまた理不尽な対応した場合、日本政府はかなり厳しい対抗措置が取る可能性があります。

記事の中でも以下の点が特に気になりました。

 フッ化ポリイミドとレジストは世界の全生産量の約9割、エッチングガスは約7割を日本が占める。世界の半導体企業は日本からの輸入が多く、急に代替先を確保するのは困難とされる。規制が厳しくなれば、半導体大手のサムスン電子や薄型で高精細なテレビで先行するLGエレクトロニクスなど韓国を代表する企業にも波及するとみられる。

https://www.sankei.com/politics/news/190630/plt1906300004-n1.html

つまり、最終的にはHuaweiスマホ以上の問題を Galaxy は抱える可能性があると言えます。価値が急落した現在のHuaweiスマホの状況は多くの人は予測できませんでした。同じようなことが起きる可能性も考えた上でスマホ選びをすることをお勧めします。

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