オリックス:ローカル5Gに参入(5G通信の機器メーカーのAPRESIAを買収)

オリックスは、ネットワーク機器の開発・製造会社であるAPRESIA Systemsの全株式を取得したと発表しました。

場所を限定して5G通信を行ういわゆる「ローカル5G」のシステムを開発して、幅広い顧客に売り込むことを考えており、不動産、船舶、生命保険、太陽光発電などの幅広い事業領域の中で、様々な場所での5G活用を模索しているようです。

2020年11月2日:オリックス ニュースリリース

ネットワーク機器メーカー「APRESIA Systems」へ出資
~ウイズコロナ、アフターコロナ時代にDX投資を拡大~

オリックス株式会社は、このたび、ネットワーク機器の開発・製造会社APRESIA Systems株式会社の全株式を取得しましたのでお知らせします。

APRESIAは、通信キャリアや一般企業、官公庁・地方自治体などのITネットワークで用いられるイーサネットスイッチや光伝送装置の開発に強みを持つ国内ネットワーク機器メーカーの草分けであり、特に国内通信キャリア向けイーサネットスイッチ市場ではトップシェアを有します。

超高速・大容量、低遅延、多接続という特長を持ち、今後急速な普及が見込まれる第5世代移動通信システム(5G)の基地局やその自営網であるローカル5Gにおいても高い需要が見込まれます。

オリックスは、これまでも情報通信分野に着目し、小規模事業者向け業務ソフト開発の大手である弥生株式会社、情報処理サービス事業を手掛ける株式会社プリマジェストなどへの出資を行ってまいりました。本件出資により、オリックスの国内外の事業基盤とAPRESIAおよびエイチ・シー・ネットワークスとの連携を行うことで、両社のさらなる発展に貢献します。

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