アポなしの訪問者は多くの危険やトラブルを運んできます。アポなしで突然やってきた場合、インターホンが鳴っても例外なく居留守にした方が良い(事前連絡がない場合)です。
なぜ、アポなし訪問であれば居留守にした方が良いのか、その5つの理由を紹介します。
なお、もし訪問者が大切な用事で来ていたらどうするのか?公的機関の人ならどうするのか?と考える真面目な方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような場合は必ず事前に電話連絡があるか、または来た際に何か書面をポストに投函してから帰るはずです。
アポなしなら居留守にすべき理由1:悪徳セールスマンの可能性
飛び込みの訪問販売の場合、100軒以上回ってもドアすら開けてもらえないことが普通であることから、彼らは訪問販売を成功させるために「高度なテクニック」を身につけています。
インターホンに出てから断れば良いと考える人もいるかもしれませんが、そもそも訪問者は、セールスマンだと認識できない切り口で語りかけてくる可能性が高いです。そして一度ドアを開けてしまうと、気が弱い人としてマークされて業者間で情報共有される可能性もあります。
アポなし訪問なら居留守にすべき理由2:新聞勧誘の可能性
新聞勧誘の場合は「こんにちは。この地区を担当しており、ご挨拶にお伺いしました」というパターンの切り口が多いです。何のご挨拶なんだろう・・とドアを開けてみるとその訪問者は「 ××新聞です。一週間の試し読みどうでしょうか? 」と言って新聞購読を勧めてきます。
新聞勧誘はとにかくしつこいです。断っても断っても、勧誘を続けてきます。相手にするだけ時間の無駄ですし、ストレスしか生まれません。
アポなし訪問なら居留守にすべき理由3:宗教勧誘の可能性
これは最も注意が必要です。なぜなら「 人生が終了してしまう可能性がある 」からです。
とにかく話を聞いてはいけません。その訪問者は入信させることが「絶対的な正義」であると信じこんでいますから、あなたを洗脳するかのように語りかけてきます。そして少しでも脈があると感じたら、今度は複数名でくるかもしれません。
「インターホンに出て断る」ではなくて「インターホンに出てはいけない」のです。
アポなし訪問なら居留守にすべき理由4:性犯罪者の可能性
宅配業者を装ったり、水道局・ガス・電気の業者を装って扉を開けさせて、そのまま性犯罪に発展する事件は多くあります。宅配業者であれば不在伝票、公共インフラの業者であれば何か不在票を投函しますので、アポなしの訪問であれば居留守にして全く問題ありません。
注意すべき点として、性犯罪者は宅配業者や公共インフラの事業者の服装にするだけでなく、市役所の関係者を装いスーツを着て訪問してくるケースもあるので、とにかくアポなし訪問であれば、特に女性は自分の身を守るためにも絶対に扉をあけてはいけません。
アポなし訪問なら居留守にすべき理由5:押し込み強盗の可能性
空き巣や強盗は自分を以下のようなパターンで装って、インターホンを鳴らしてくる可能性があります。玄関ドアを開けたら最後、人生の全てを失う可能性もあります。また、女性の場合性犯罪に合う可能性も高いです。
・ ヘルメットを着用して工事関係者を装うケース
・ スーツを着用してネックストラップをつけた上で怪しくないと思わせるケース
・ 水道メーターの検針員・電気設備の点検員と思わせるケース
・ アパート関係者・アパートの管理人と思わせるケース
※ 郵便局員の場合には必ず「ヘルメットの郵便マークがあるかを確認」しましょう。
過去には警察官を装いインターホンを鳴らして押し入り強盗を行った事例もあります。事前に連絡がない場合、書面通知がない場合は、アポなしで訪問者が現れても絶対にインターホンに出ては行けませんし、玄関ドアを開けてはいけません。
もし公的な重要な内容であっても、書面を残したり、事前の連絡が必ずあります。上述で紹介したような人であれば、アポなしはあり得ませんし、インターホンに出る必要はありません。
インターホンくらい出ていいのではないかという大きな間違い
インターホンに出てから「相手を見て・話を聞いて判断」してから断ればいい、という考えはとても危険です。不幸やトラブルを運んでくるアポなし訪問者は百戦錬磨です。
インターホンのチャイムで出てしまうと、相手を信用させるあらゆる手段を講じて玄関ドアを開けようとしてきます。話をしてしまった時点で負けとなる可能性が高いです。
一人暮らしの方(特に女性)、アポなしのインターホンは出ないように心掛けましょう。