CCIE学習方法

多くのCCIE合格者が以下のCCIE学習方法によって合格されているので、ネットワーク技術の基礎力がしっかりしている方は、当サイトの技術解説を参照するのではなく、最初から以下のCCIE学習方法で勉強を進めることをお勧めします。

■ CCIE対策の洋書の Cisco Press( CCIE参考書 )を熟読
■ CCOの熟読、試験範囲のバージョンのマニュアルを熟読
■ ワークブック(INE)で反復演習、実機での数多くの動作検証

一方、CCNA/CCNPを復習しながらCCIE技術の基礎固めをしたい人や、QoS、Multicast、MPLSについて自信がない方は、当サイトも活用した上で以下のステップで学習していけば、INEのワークブック問題演習も進めやすくなるかと思いますので、ご参考頂ければ幸いです。

◆ 追記:CCIE学習の流れに「 MPLS-VPNの検証構成とコンフィグ 」を追加しました。

CCIE学習の流れ 1:基礎固め

Step1:CCNAイージス
⇒ http://www.infraexpert.com/info/ccnaz7.html

Step2:CCNPイージス
⇒ http://www.infraexpert.com/info/ccnpz00.html

※ 上記の技術解説をマスターするだけでも、実はCCIEラボのかなりの問題を解けます。

Step3:CCIE試験範囲( QoS )

◆ QoSをはじめから
⇒ http://www.infraexpert.com/study/study65.html

◆ QoS – CatalystスイッチのQoS
⇒ http://www.infraexpert.com/study/study66.html

◆ あわせてブログ記事の「 QoS技術の完全解説 」もご参考下さい。

Step4:CCIE試験範囲( マルチキャスト )

◆ マルチキャストの基礎技術
⇒ http://www.infraexpert.com/study/study62.html

◆ マルチキャストの応用技術
⇒ http://www.infraexpert.com/study/study63.html

◆ マルチキャストコンフィグレーション解説
⇒ http://www.infraexpert.com/study/study64.html

◆ あわせてブログ記事の「 マルチキャストの完全解説」もご参考下さい。

Step5:CCIE試験範囲( MPLS )

◆ MPLSをはじめから(基礎解説)
⇒ http://www.infraexpert.com/study/study29.html

◆ MPLS – CCIE参考書 1 ⇒ MPLS Fundamentals

◆ MPLS – CCIE参考書 2 ⇒ MPLS Configuration on Cisco IOS Software 

※ MPLSをマスターしなければCCIEラボに合格できないので、洋書でしっかり学習を!

CCIE学習の流れ 2:筆記試験だけで出題される技術を学習

Step6:CCIE筆記試験の範囲( Integrated IS-IS )

◆ Integrated IS-ISの技術 – ラボ試験では範囲外
⇒ https://www.infraeye.com/category/ccie/integrated-is-is/

Step7:CCIE筆記試験の範囲( NW仮想化技術 )

◆ NW仮想化の技術 – VRF以外はラボ試験では範囲外
⇒ https://www.infraeye.com/category/ccie/virtual/

Step8:CCIE筆記試験の範囲( Cloud、SDN、IoT )

◆ Cloud、SDN、IoTの技術 – ラボ試験では範囲外
⇒ http://www.infraexpert.com/study/study67.html

◆ あわせてブログ記事の「 Cloud、SDN、IoT技術解説 」もご参考下さい。

CCIE学習の流れ 3:公式本を読む

CCIE R&Sの筆記試験の参考書は、v4.0までは内容が薄かったのですが、v5.0以降からは内容が濃くなっておりその分ボリュームも非常に増えています。CCIE R&S の筆記試験の参考書は2冊セットです。上述のStep1 ~ Step8まで学習していればとても読みやすくなっています。

Step9:CCIE試験範囲( 全般 )
⇒ CCIE Routing and Switching v5.0 Official Cert Guide 

CCIE学習の流れ 4:MPLS-VPNの動作検証で理解を深める

IGP、BGP、各種ルーティング制御、VRF、MPLSをどれだけ理解できているのかを一度に確認できる「最小限の検証構成と設定例」を紹介しています。紹介する構成で動作検証をしてみて理解を深めましょう。

Step10:MPLS-VPNの検証構成とコンフィグ設定

◆ MPLS-VPN 検証構成と設定例(PE-CE間でStatic):全体の概要説明、CEルータの設定

◆ MPLS-VPN 検証構成と設定例(PE-CE間でStatic):PEルータの設定、Pルータの設定

◆ MPLS-VPN 検証構成と設定例(PE-CE間でStatic):PEルータの設定、動作確認コマンド

◆ MPLS-VPN 検証構成と設定例(PE-CE間でOSPF):全体の概要説明、CEルータの設定

◆ MPLS-VPN 検証構成と設定例(PE-CE間でOSPF):PEルータの設定、Pルータの設定

◆ MPLS-VPN 検証構成と設定例(PE-CE間でOSPF):PEルータの設定、動作確認コマンド

MPLS-VPNの技術を完全にマスターしていない方でも、実際にコンフィグ設定を行い動作確認することで「発見」や「理解」が深まる場合もあるので、ぜひ実際に設定してみましょう。

CCIE学習の流れ 5:ラボで役立つ実践的な学習をしましょう!

ここまで学習できれば、あとは冒頭で申し上げた以下の学習方法で一発合格できるはずです。

Step11:ラボ試験を一発合格するためのオーソドックスな学習

■ CCIE対策の洋書の Cisco Press( CCIE参考書 )を熟読
■ CCOの熟読、試験範囲のバージョンのマニュアルを熟読
■ ワークブック(INE)で反復演習、実機での数多くの動作検証

INEである程度問題を解けるようになってくればかなりのレベルに達しているので、CCIEラボ受験予定日の「半年前から数か月前」くらいには、CCIE筆記試験合格のための集中的に学習を行ってCCIE筆記試験を一発合格させて、納得のいく状態に達すればラボを受験しましょう!

可能であれば少しでもいいので、会社から受験料金の支援を得られるように調整しましょう。また、経済的に許されるのなら合格が近づくCCIEラボの外部トレーニングを受講しましょう。

みなさんのCCIE一発合格を祈っています。少しずつ着実にがんばってください!

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