CCNA CCNP CCIE 2020年2月24日にシスコ認定資格が大幅改定、その試験範囲

CCNA、CCNP、CCIEのシスコ技術者認定の試験内容が2020年2月に大幅改定されます。

多くの種類のあったCCNA資格は、統合された CCNA となり、
CCNA Routing and Swithchingは CCNP Enterprise となり、
CCIE Routing and Switchingは CCIE Enterprise infrastructure という名称になります。

改定前と改定後のどちらに受験した方が良いのか、
難易度が大幅に上昇しますし、一発合格するためにも改定前に受験することをお勧めします。

新試験:CCNA(200-301)の試験範囲

新試験のCCNAでは、以下を含む様々な内容をカバーするとあります。

1. ネットワークの基礎
2. ネットワークアクセス
3. IP接続
4. IPサービス
5. セキュリティの基礎
6. 自動化とプログラマビリティ

以下が試験範囲ですが、当方はこの試験範囲を見ていて、CCIEの筆記試験の範囲を見ていると勘違いしたと思ったくらいの内容になっていました。

https://learningnetwork.cisco.com/community/certifications/ccna-cert/ccna-exam/exam-topics

6章の「自動化とプログラマビリティ」は新しい範囲です。ネットワークエンジニアの仕事でこの範囲を経験している人はまだ多くはないと思いますし、どのような出題形式となるのか不明であるため、一発合格は難しいかもしれません。

ちなみに、以下の現行CCNA認定は、新しいCCNA認定に置き換えられてスッキリします。

CCNA Cloud
CCNA Collaboration
CCNA Cyber Ops
CCNA Data Center
CCDA
CCNA Industrial
CCNA Routing and Switching
CCNA Security
CCNA Service Provider
CCNA Wireless

新試験 CCNP Enterprise:資格取得は3科目から2科目へ

次にCCNP Enterprise(旧CCNP R&S)ですが、受験科目の1つである「300-401 ENCOR」の試験概要に以下の内容が範囲であると記載されています。

1. Dual stack (IPv4 and IPv6) architecture
2. Virtualization
3. Infrastructure
4. Network assurance
5. Security
6. Automation

CCNPについても、6 の「自動化」が新しい範囲です。さらに、注目すべきは次のchoose oneの範囲ですが、現行のCCIE筆記試験の内容に近いものが多いだけでなく、現行CCIE筆記より難しい範囲も含まれています。

ですが、choose oneなので自分の得意分野を選択できるというメリットはあります。これはとても良い点だと思います。無線LANが得意な方は300-425や300-430を選べばいいのです。

以下の内容を読むと、CCNP試験は現行の3科目から2科目になるとあります。

To earn CCNP Enterprise, you pass two exams: a core exam and a concentration exam of your choice:

3科目から2科目になることで受験費用が安くなる可能性があります。しかし、その昔、CCNP試験は4科目でしたが3科目になってトータルの受験料金は値上がりになりました。今回も同じ結果になる可能性があります。これは2020年2月24日にならないと分かりません。

さて、試験時間2時間のCCNP Enterpriseの1つ(300-401 ENCOR)の範囲は次の通りです。

https://learningnetwork.cisco.com/community/certifications/ccnp-enterprise/encor/exam-topics

つまり、現行のCCIE筆記試験に含まれてないような内容が多くあります。しかもこの試験だけでなくもう1科目合格する必要があります。

CCNPという資格価値は間違いなく向上しますが、CCNP取得の難易度は格段に上がります

新試験 CCIE Enterprise:qualifying examは受験者に朗報

今回の改定は、難易度は上がるかもしれませんが、CCIE受験者の負担が減るかもしれません。

To earn CCIE Enterprise Infrastructure, you pass two exams: a qualifying exam and hands-on lab exam:

CCIE Enterprise Infrastructure(旧CCIE R&S)は、qualifying examとhands-on labの2つの合格とあります。ですが、qualifying examは「 ENCOR 300-401」とあります。つまり、CCNPでENCOR 300-401を取得している人は、いきなりCCIEラボ試験を受験可能です。

まさか、と思ったのでエビデンスは以下の通りです。

Step 1: Take the qualifying exam

The qualifying exam, Implementing and Operating Cisco Enterprise Network Core Technologies, focuses on your knowledge of enterprise networking infrastructure.

The qualifying exam earns a specialist certification, so you can get recognized for your accomplishments along the way.

Recommended training: Implementing and Operating Cisco Enterprise Network Core Technologies (ENCOR 300-401)

Step 2: Take the lab exam

This 8-hour hands-on lab exam covers the end-to-end lifecycle of complex enterprise networks, from designing and deploying to operating and optimizing.

https://www.cisco.com/c/en/us/training-events/training-certifications/certifications/expert/ccie-enterprise-infrastructure.html#~stickynav=2

そして、CCIEラボ試験の概要は以下の通りです。2章と5章の範囲は業務経験がないと厳しい難易度であると思います。

1.0 Network Infrastructure
2.0 Software Defined Infrastructure
3.0 Transport Technologies and Solutions
4.0 Infrastructure Security and Services
5.0 Infrastructure Automation and Programmability

追記すべき情報があればまた更新します。

いずれにしても、2020年2月23日までに現行試験で受験をお勧めします。

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