楽天モバイル決算発表で、現在の楽天モバイルの契約者数が公開されました。
楽天モバイルの現在の契約者数は、MNO+MVNOあわせて518万回線です。
楽天モバイルは、7月から有料化の新料金プランが開始されました。
有料化に伴い解約者が続出して、2022年3月末の契約者数の568万人がピークとなっており、そこから50万の解約が発生しています。
楽天のモバイル事業の赤字額の推移です。
2022年 Q1:1350億円の営業損失
2022年 Q2:1242億円の営業損失
2022年 Q3:1208億円の営業損失
Q1からQ2にかけては、赤字幅の減少は108億円ですが、
Q2からQ3にかけては、赤字幅の減少は34億円だけとなっています。
前回の決算発表では、Q3ではV字回復するような、2021年Q3の赤字額である1052億円レベルになるような説明資料となっていますが、実際には1208億円の赤字となりました。
楽天は、2023年12月に黒字化目標としていますが、現状では実現が厳しい状況にあります。
楽天モバイルの契約者数の減少だけでなく、そもそもの契約者となる日本国の人口減少など、負債もどんどん増えており、楽天にとっては厳しい状況が続きます。