日経XTECHで「ソフトバンクのミニモンスターの料金の落とし穴」という記事があります。
「ミニモンスター」を安易に選ぶと割高に、ソフトバンク料金の落とし穴
「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」のどちらが適しているかを見極める際、気を付けなくてはならないことがある。通信量が多い人は「ウルトラギガモンスター+」が適しているのは一目瞭然だが、通信量が少ない人に「ミニモンスター」が適しているとは限らないことだ。まずは、両プランの料金を確認してみよう。
「ミニモンスター」は毎月の通信量が少ないライトユーザー向けのプランではあるが、「ウルトラギガモンスター+」より安く使えるのは2GBまで。2GBを超過すると、料金は5GBまでの月額7480円となり、「ウルトラギガモンスター+」と同額である。「ミニモンスター」を選んで得するケースは意外と少ない。
「ウルトラギガモンスター+」は、特定の動画・SNSサービスを対象にデータ消費をカウントしないこともセールスポイントとしている。いわゆるゼロレーティングだ。YouTube、TVer、Hulu、LINE、Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、AbemaTV、GYAO!が対象となっている。
これらのサービスの他に、50GBを使い切れる人は少ないだろう。「ウルトラギガモンスター+」は事実上、データ通信の使い放題プランと捉えていいかもしれない。
旧プランの「スマ放題」は国内通話がかけ放題で、「スマ放題ライト」は5分以内の国内通話がかけ放題だった。これに対して「ウルトラギガモンスター+」と「ミニモンスター」は、通話料が20円/30秒の従量課金となる。通話定額とするには、オプションを追加する必要がある。現在「スマ放題」「スマ放題ライト」を契約していて、新しいプランに変更する場合は注意が必要だ。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00857/071800005/
ソフトバンクの公式サイトで紹介されている以下の料金は、おうち割 光セット適用時の価格であることから、固定回線がない場合、実際にはプラス1000円の料金が発生します。
ソフトバンクのテレビCMの内容かも分かる通り「ウルトラギガモンスター+」を会社として推していることが分かります。さすがに、2GBのデータ通信を超えると7,480円の費用が発生する料金プランはお勧めできないのだと思います。
docomoギガライトとsoftbankミニモンスターを比較すると、ミニモンスターが割高であることが分かります。また、ドコモの場合は家族3人でドコモを使用すれば以下の金額からさらに1,000円の割引されるのに対して、softbankミニモンスターにはその割引がありません。
docomoギガライト | softbankミニモンスター | |
~ 1GB | 2,980円 | 3,980円 |
~ 3GB(softbankは2GB) | 3,980円 | 5,980円 |
~ 5GB | 4,980円 | 7,480円 |
~ 7GB(softbankは50GB) | 5,980円 | 8,480円 |
テザリング費用 | 無料 | 500円 |
通信可能エリア、通信品質 | キャリア No.1 | キャリア No.3 |
現在使用している機種がiPhone XS、iPhone XS MAX、iPhone XRの人で、ミニモンスターを料金プランとして選択する人は、以下の記事も参考頂ければと思います。