Windows、MAC、Android、iPhone、ChromeなどDNSキャッシュのクリア方法

名前解決するためにDNSサーバに問い合わせた結果は、クライアントPC上にも一定期間は保持されます。サーバ切替の作業などにおいて、通信確認する際にDNSキャッシュをクリアすべきケースがよくあるので、各デバイスにおけるDNSキャッシュのクリア方法を紹介します。

◆ Windows OS

コマンドプロンプトで ipconfig /flushdns を入力することでDNSキャッシュがクリア。

C:\> ipconfig /flushdns

◆ Mac OS

Mac OSではバージョンによりコマンドが異なります。10.7以降は次のコマンドとなります。

$ sudo killall -HUP mDNSResponder

◆ Android端末、iPhone端末

電源をOFF、ONしてスマホを再起動させることでDNSキャッシュがクリアされます。ただしOSバージョンによって動作が異なる場合があるかもしれません。

なお、Androidの場合、機器項目の「 ストレージ 」→「 キャッシュデータ 」をタップしてキャッシュデータが削除されるかもしれませんが、表示画面の通りDNSに限らず全てのアプリケーションのキャッシュデータが削除されるので、その点はご注意ください。

◆ Webブラウザ( Google chrome )

PCのブラウザにおけるDNSキャッシュをクリアしたい場合、Google chromeを使用している場合にはアドレスバーで「 chrome://net-internals/#dns 」を入力します。

以下の画面が表示されるので「 Clear host cache 」ボタンを押せばクリアされます。

以上です。ご参考になればと思います。

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