楽天モバイルが6月1日からサービス開始するRakuten最強プランでは、楽天モバイル利用者が新ローミングで利用するau回線は800MHzのみであり、auユーザーより通信速度は遅いことが分かりました。※ 従来のローミング提供と同じく800MHzのみということです。
一方、au、UQモバイル、povoのユーザーは、auが利用する全ての周波数帯が利用可能であり700MHz/800MHz/1.5GHz/1.7GHz/2GHz/2.5GHz/3.5GHzの全て利用できるだけでなく、キャリアアグリゲーション（CA）で複数の周波数帯を同時に使用して超高速通信が可能です。
また、ローミング提供エリアは従来同様に郊外エリアやルーラルエリアが中心であり、今回の新ローミングで追加された繁華街エリアでも、ローミングのトラフィックは全体に占める割合が小さいことから、au/UQモバイル/povo利用者の通信品質に影響がないことも分かります。
以上のことから、新ローミングにより楽天モバイルのパートナー回線の利用が広がるとはいえ引き続き、au/UQモバイル/povoユーザーは、au回線を快適に利用できることが分かります。