Softbank:解約申し出で年6万円の割引適用か、通信障害による約2万人解約の影響も

Source:https://biz-journal.jp/2019/01/post_26177.html

■ ソフトバンク、解約申し出る契約者に年6万円の通信料割引を適用か…契約者間で不公平

19日の記者会見では、6日の通信障害を契機に1~2万件のユーザーがソフトバンクを解約したという報告があった。通信障害によってビジネス上の不利益を被ったり、ストレスを感じた人がソフトバンクを離れようとするのは、当然の動きといえ、ソフトバンクとの契約を解約したユーザーのほとんどが、MNPによって現在の番号を保持したまま他社へ乗り換えたと推察される。

MNPによるユーザー獲得は、他社との契約を解約させ自社の契約数を増やすことができるため、各キャリアはMNPによる新規契約者に対して大幅な優遇をして端末を販売することも珍しくない。MNPの利用者は、解約するキャリアから10桁のMNP用予約番号を発行してもらう必要があるが、そのためにはカスタマーセンターに電話をかけてオペレーターと会話するか、ネット上で手続きをするか、ショップへ出向くことになる。そのため、電話対応のオペレーターやショップ店員は、解約金や端末料金の残債、メールアドレスの消滅といったデメリットを説明し、乗り換えを思いとどまらせようとする。

それでも解約の意思が揺らがないユーザーに対して発行されるのが、ネット上で「コジポ」と呼ばれる引き止め施策だ。要は「MNP転出を思いとどまってくれたら、機種変更に使えるポイントをあげます」という内容で、ソフトバンクの場合は8000~3万ほどのポイントであることが多い(利用可能な機種は限定)。ポイント数は機種によって変動し、旧機種のiPhone8やXであれば8000ポイント、廉価モデルのXRであれば1万ポイント、XSであれば2万ポイントといったかたちだ。

Source:https://biz-journal.jp/2019/01/post_26177.html

ここまではよくあるキャリアの引き留めですが、記事によれば12月22日に電話した著者の方は全回線5000円×12ヶ月の割引の提案があったようです。

このソフトバンクのMNPによる契約者転出の引き止め策について、12月の通信障害を受け変化があった

私が12月22日にソフトバンクのカスタマーセンターへ電話をかけ、手持ちの4回線すべてについて「通信障害があったので他社へ乗り換えたい」という旨をオペレーターへ伝えると、なんと「全回線に5000円×12カ月の通信料割引をつけるので再考をお願いしたい」という返答があった。なんと1回線あたり年6万円、4回線で計24万円にも上る。

Source:https://biz-journal.jp/2019/01/post_26177.html

注意点は以下の3点です。

・ ソフトバンクのホームページにはこのような割引サービスの記載はありませんでした。

・ 解約を申し出ても全ての人がこのような割引を受けられることはありません。

・ このような対応が始まったのは「2018年12月22日から」と記事に書かれています。

また、解約を申し入れないと割引が適用されませんし、以下の記事通りユーザー間で不公平が生じています。

https://biz-journal.jp/2019/01/post_26177_2.html


そして、この割引は非公式な内容ですから、問い合わせなどを行ってもこのような割引はないという回答になる可能性が高いと思います。

また、解約のピークは12月でしょうし、現時点でこのような割引が適用される可能性は低いと思いますので注意しましょう。

追記:この特別割引の件、先行者利益ということが分かりました。現在では解約申し出による毎月5000円の割引サービスは終了しているようです。なお、開始時期も終了時期もこのようなサービス内容も公式には出されていない情報です。

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