光ケーブルのLCコネクタとSCコネクタ

ネットワーク機器を配置するフロアーが異なり、機器間のLAN接続が100メートル以上である場合には、UTPケーブルではなく、光ファイバーケーブルで機器間の接続をします。

その場合、下図のようにメディアコンバータを使用する接続構成と、光トランシーバーであるSFPを使用する接続構成とがあります。ネットワークエンジニア的には障害ポイントを少なくするために、下図のパターン2の構成を採用することが推奨です。

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※ 実際にはラック内のパッチ接続などがあるため、直結されないことが多いです。

例えば、Catalystスイッチに光ファイバーケーブルを接続する場合、SFPには
GLC-SX-MMD(1000BASE-SX)を使用するのが一般的ですが、これはLCコネクタです。

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従って、ネットワークエンジニアが調達しなければいけない光ファイバーは以下となります。

「 LCコネクターLCコネクターのマルチモードの光ファイバーケーブル 

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メディアコンバータを利用する場合、その他の光トランシーバのモジュールを利用する場合は必ずコネクタの形状を確認して、適切なコネクタの光ケーブルを手配するようにしましょう。ちなみに、下図は「 LC-SCコネクタ―のマルチモードの光ファイバーケーブル 」です。

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光ファイバーケーブルは、用途に応じてシングルモードファイバーとマルチモードファイバーに分類されますが、一般的には「マルチモードファイバー」を使用します。

・ MMF( マルチモードファイバ )
光ファイバーケーブルの材質としてプラスチックも利用できるため安価で折り曲げにも強い。
SMFに比べると長距離伝送には不向きのため、企業ネットワーク等で構内通信に使用される。

・ SMF( シングルモードファイバ )
光ファイバーケーブルの材質として、ガラス繊維を使用する必要があるため高価で配線が難。
長距離伝送が可能なため、都市間の接続や基幹通信網などで使用されるのが一般的である。

構築案件で、導入機器の台数、SFPなどのモジュール個数、各種ケーブルの本数の調達ミスをしないように、提案フェーズの見積もり提出段階で構成案(概要図)だけでなく、少し設計フェーズに入ってしまいますが、上手く時間を作りある程度しっかりとした構成図を描くことをお勧めします。提案時の設計ミスも早い段階で分かる場合もあり、メリットが多いです。

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