サイバーセキュリティ スカラシップ対策参考書

先日、シスコシステムズにより発表されたサイバーセキュリティ スカラシップ(奨学金)創設によって、次の資格価値にいわば確変が起きたような状態となりました。

・ CCNA Routing&Switching
・ CCNA Security
・ CCNA Cyber Ops

正確には、これらの資格価値が大幅に上昇したのではなくて、この奨学金制度の対象者となる学生(大学生、専門学校生、高専)にとって、これらの資格取得の学習過程で得られる知識の価値が大幅に上昇したと言えますので、現在ネットワークエンジニアの方がこれらの資格取得を行っても何か特別に評価されるわけではありません。

さて、このありがたい教育プログラムですが、すべての学生さんが恩恵を受けられるわけではありません。以下の通り、優秀と判断される必要があります。

優秀と判断された学生などは次のステップに進み、ハンズオン研修を含むインストラクターによる教育を受ける。

プログラムが開始される2017年秋には他の学生さんよりも差をつけておくことが大切です。

日経ネットワークでは、「CCENT」や「CCNA Routing&Switching」「CCNA Security」「CCNA Cyber Ops」といった同社の技術認定を目標とする、とあります。ですから、すでに最初からこれらの資格取得過程で得られる知識を先に身に着けておけば差をつけられます

◆ CCENT・CCNA R&Sの対策

CCNA参考書を読んでCCNAを取得しましょう・・ではダメだと思います。それはみなさんが考えていることです。学生さんには厳しいかもしれませんが、最終枠に入るためにも、CCNPレベルまで達しておきましょう。CCNPを取得する必要はなく、その知識を得ておくのです。

◆ CCNA Security対策

CCNA Security 210-260 Official Cert Guide

CCENT・CCNA R&S取得できたら、あるいは取得できる知識が得られたら、こちらのCCNA Securityの公式本を熟読しましょう。そして可能であればCCNA Securityを取得しましょう。

※ この公式本の洋書を英語で理解して、英語力も身に着けることも重要です。

◆ CCNA Cyber Ops対策

サイバーセキュリティですから、以下の2冊の参考書が最も重要となってきます。

CCNA Cyber Ops SECFND 210-250 Official Cert Guide(2017/4/13 発売)

CCNA Cyber Ops SECOPS 210-255 Official Cert Guide (2017/6/26 発売)

CCNA Cyber Ops(210-250 公式本)は昨日ブログを書いた段階では在庫がありましたが、情報を得た優秀な人はやはり「行動が早い」というべきなのか、早速在庫切れとなりました。

サイバーセキュリティ奨学金:差をつけるために

◆ ネットワークスペシャリスト対策も進めましょう!

さらに差をつけるために「ネットワークスペシャリスト」の学習も進めましょう。以下の内容で「成績優秀者」とありますが、何をもって、どのような評価基準において「成績優秀者」とするのかは現時点で不明であるため、幅広い知識を身に着けておくことは重要です。

成績優秀者に対してはシスコの海外でのインターンシップ機会の提供や、インターンシップ終了後のシスコでの積極採用のほか、後述のコンソーシアム参加企業による採用機会の提供についても今後検討していきます。

・ ネットワークスペシャリストの対策テキスト → ネスペ参考書・過去問

◆ 情報処理安全確保支援士の学習もしておきましょう!

情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティ分野の新しい国家資格です。この試験ではサイバーセキュリティに関する基本的な知識が問われる内容となっていることから、この資格学習の過程で得られる知識はとても役立ちます。

ネットワークエンジニアの数年くらいの経験がなければ取得できないような内容となっており学生さんには厳しい試験だと思います。なお、情報処理安全確保支援士を維持するためには、3年間で15万円というあり得ない費用が継続的に必要であることから、評判はあまり良くなく現時点で資格価値もないこともあり、登録すること(15万払う)自体はお勧めしません。

参考書はこちらが評判が良いです。

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2017年版

◆ 英語力を身につけましょう!

この「サイバーセキュリティ スカラシップ」のプログラムはシスコシステムズさんが発表したわけでありますから、当然ながら英語力が評価されてしかるべきです。

そして、最終ステップに行けてCyber系の場合は、USでのOJTもありますから、この教育現場では英語力が必要とされます。

米国本社のイノベーションセンターなどでOJT(職場教育)を受けたりして、即戦力となる人材を目指す

かつてない無償の情報セキュリティ人材育成プログラム!

このプログラムを読んで正直かなりうらやましいと思いました。

はっきり申し上げましてビックチャンスです。当初3年間で2000人→200人→「30人」とか、ある種のオーディション感があると言えます。参加組織の安定感もハンパないですよね。

・ シスコシステムズ
・ Cisco Master Security Partner
・ ICT教育推進協議会 (ICTEPC)

もっともすばらしいと思ったのは「学生を対象にセキュリティ教育を無償で提供」という点。

これは普通にトレーニングを受講すればかなりの費用となり、学生さんにとっては現実的ではないのですが、これを無償提供とか本当に素晴らしい。

そして、学生さんが最高に感動する点は「積極採用される」点ではないでしょうか。しかも、その企業が「Cisco Japan」や「Cisco Master Security Partner」などのエリート企業です。3年間で30人という狭き門ですが、ぜひこのビックチャンスを勝ち取りましょう!

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