CCNAとは(試験範囲、学習方法、試験申込、難易度、受験料金、試験問題の形式)

CCNAとは(試験範囲、学習方法、試験申込、難易度、受験料金、試験問題の形式)

2018年現在のCCNAの試験範囲、学習方法、学習教材、試験申込、試験ポリシー、難易度などについて紹介していきます。

CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは

CCNA とは、Cisco Systems社が認定するベンダー資格のことです。

CCNAの取得は、TCP/IPを中心としたネットワーク技術力の基礎力の証明となるだけではなくネットワーク機器市場で圧倒的シェアを占めるCiscoルータとCatalystスイッチに関する基礎的な技術力の証明となります。

シスコ技術者認定には5つの認定レベルがあります。技術力レベルは次の順で高くなります。
・ エントリー ⇒ アソシエイト ⇒ プロフェッショナル ⇒ エキスパート ⇒ アーキテクト

アソシエイト認定のCCNAには現在9種類の科目がありますが、一般的にCCNAといえば以下のCCNA Routing and Switchingのことを指します。これが最も受験者の多い科目となります。

・ CCNA Cloud
・ CCNA Collaboration
・ CCNA Cyber Ops
・ CCNA Data Center
・ CCNA Industrial
CCNA Routing and Switching
・ CCNA Security
・ CCNA Service Provider
・ CCNA Wireless

CCNA:取得方法

CCNAを取得するためには、Cisco試験配信の委託先である「ピアソンVUE」で受験予約後に、受験会場へ行き、PC上での試験に合格する必要があります。合否の結果は、受験日にPC上でその場で判明します。CCNA試験は、CBT(Computer Based Testing)方式でありマウスやキーボードを用いて解答していきます。

CCNAを取得するためには、CCNA(200-125J)試験を受験して合格するか、CCNA試験範囲が分割された ICND1(100-105J)と ICND2(200-105J) の2科目を受験して合格する必要があります。なお、ICND1に合格した時点で CCENT という認定を受けることになります。

2パターンのCCNA取得方法
受験方法 取得方法 試験番号 受験料金 試験時間 問題数
一科目合格
による取得
200-125J 39,000円 90分 50~60問
二科目合格
による取得
100-105J 19,800円 90分 50~60問
200-105J 19,800円 90分 50~60問

CCNA:試験範囲

CCNAの試験範囲はシスコのWebサイトに公開されています。

・ 100-105: Interconnecting Cisco Networking Devices Part 1(ICND 1)
https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/exams/current-list/100-105-icnd1.html#~Topics

・ 200-105: Interconnecting Cisco Networking Devices Part 2(ICND 2)
https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/exams/current-list/200-105-icnd2.html#~Topics

・ 200-125: Cisco Certified Network Associate(CCNA)
https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/exams/current-list/200-125-ccna.html#~Topics

CCNA:受験料金

2018年現在のCCNAの受験料金は以下となっています。

・ 100-105: Interconnecting Cisco Networking Devices Part 1(ICND1)
⇒ 19,800円(税込 21,384円)

・ 200-105: Interconnecting Cisco Networking Devices Part 2(ICND2)
⇒ 19,800円(税込 21,384円)

・ 200-125: Cisco Certified Network Associate(CCNA)
⇒ 39,000円(税込 42,120円)

CCNA(200-125)の1科目合格であっても、ICND1とICND2の2科目合格であっても取得に必要な金額は42,000円以上が必要となります。試験に不合格になってしまった場合のリスクを考えると、ICND1とICND2に分けて受験することがお勧めです。

CCNA:試験問題の形式

CCNA試験の問題は、択一選択、複数選択、ドラックアンドドロップ問題、シミュレーション問題などがありそれをPC上で回答していきます。ドラックアンドドロップ問題は次のように、左にあるキーワードを右側にある該当するボックスへとドラックアンドドロップします。

シミュレーション問題は以下のようなイメージです。難しく見えますが、ある程度学習すれば問題自体は簡単なものであると言えます。

CCNA受験する人はCISCOが公開している「 Cisco Certification Exam Tutorial Videos 」の動画を必ず見ておくようにしましょう。英語ですが動画を見ているだけで理解できます。

⇒ https://learningnetwork.cisco.com/docs/DOC-34312

CCNA:難易度・合格点

CCNA試験はバージョンアップするごとに難しくなっています。以前は初心者のネットワークエンジニア向けの試験とされていましたが、今では初心者向けのエントリー資格は「CCENT」となっており、CCNAは位置づけも上がっています。

CCNA試験は1000点満点です。合格点は非公開となっていますが850点前後が合格点とされています。ただし、最低点が300点とされているので80%以上の正解率であれば問題なく合格点ということになります。

CCNA:試験場の注意点

試験当日は、試験開始時刻の15分前には試験場に入室している必要があります。可能であればギリギリの15分前ではなく、余裕を持って30分前くらいに到着しておくことをお勧めします。

試験場には、2種類の身分証明書が必要(両方に署名、1つは行政発行の写真付のもの)となります。例えば、クレジットカード +(免許証 or パスポート)の2点を持参しましょう。

CCNA:試験ポリシー

試験ポリシーは大きく7種類があります。詳細はこちらで確認できます。

・ 年齢制限および未成年者に関するポリシー
・ 未成年者
・ 受験者の身分証明とその認証
・ 受験者の皆様の権利と責任について
・ 機密性および合意書
・ 禁輸国のポリシー
・ プライバシー

試験およびテストポリシーには以下の6種類があります。

・ 行動規範
・ 機密性および合意書
・ 割引券、バウチャー、および割引コード
・ 試験の違反行為
・ 仮の得点レポート
・ 再受験

なお、再受験ポリシーの説明にあるとおり、不合格となった試験の翌日から数えて5日間は、同一の試験を受験できません

CCNA:学習方法

CCNAの学習方法は「独学による学習」と「講習受講による学習」の大きく2種類があります。一般的に、多くの受験者は独学によりCCNAを取得しています。ただし、以下の比較表どおり講習を受講できるなら、学習効率・学習効果ともに最高の結果が得られることから、会社支援があるのなら、ぜひ講習会に参加するようにしましょう。

CCNAの学習方法
学習効率 学習効果 学習費用 ポイント
独学 個人の場合、現実的な学習方法です。
講習 × 会社の支援があるなら迷いなく講習で!

CCNA:学習教材(お勧めのCCNA参考書・CCNA問題集)

CCNAを独学で学習する場合には、市販されているCCNA参考書やCCNA問題集が最も効果的な学習教材となります。CCNA参考書と問題集の一覧は「 CCNA参考書 」からご確認頂けます。

実務経験が全くない方、ネットワーク技術力が全くない方には次の参考書が人気があります。

1週間で CCNAの基礎が学べる本 第2版 (徹底攻略) 単行本(ソフトカバー) – 2016/3/11

上述の参考書では、とても分かりやすい解説を丁寧にはじめから学習できますが、試験範囲を全てカバーできていません。ですから、CCNA試験を一発合格するためには次のCCNA参考書をお勧めします。いわゆる黒本と呼ばれている参考書であり人気があります。

徹底攻略 Cisco CCENT/CCNA 教科書 ICND1 編 [100-105J] [200-125J] V3.0 対応

問題集についてもインプレスの徹底攻略が人気があり、こちらの問題集が最も効果的です。

徹底攻略Cisco CCENT/CCNA 問題集 ICND1編 [100-105J] [200-125J] V3.0対応

CCNA:教材費を節約したい場合のWebサイトの活用

紹介したCCNA教科書とCCNA問題集はICND1用となりますが、ICND2用のCCNA教科書とCCNA問題集も全てそろえると、合計4冊の教材だけで約14,000円ほどの費用が必要となってしまいます。そこで、金銭的に余裕がない場合や、あるいはある程度のネットワーク技術力がある場合には、CCNA対策用のWebサイトを活用することも検討してみてはどうでしょうか。

先ず、CCNA教科書については、試験範囲を全て網羅しているCCNA教科書のWeb版であるCCNAイージスをお勧めします。次に、CCNA問題集のWeb版である Ping-t もお勧めです。Ping-t ではICND1用は無料で利用できますし、ICND2用も低価格で利用できます。

市販の教科書や問題集を利用している人でも併用して利用している方もいらっしゃいます。

◆ Ping-t

◆ CCNAイージス

市販されているCCNA教科書が分かりやすいという方もいらっしゃれば、Webで学習できるCCNAイージスの方が分かりやすいという方もいますので、読み比べてみてご検討頂ければと思います。以上、CCNAに関する情報のまとめです。ご参考になれば幸いです。

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